[CTS-02v4]コンクリートテスター 非破壊でコンクリートの健全性を検査

コンクリートテスター(CTS-02v4)は非破壊でコンクリートの健全性を検査することが出来るコンクリート構造物の健全性検査装置

※ 販売価格については別途ご相談させていただきます。



【ポイントモード】表面強度の計測

計測時間・データ処理時間の短縮が可能です!

 

基本的な計測方法

コンクリートテスターCTS-02v4)を使用した、表面強度の基本的な計測について紹介します。

局部的な強度推定の際にはポイントモードで計測を行います。

 

計測モード Point(ポイント)モード
計測範囲 局部的な計測
比較対象 リバウンドハンマーに対応して、特定点での圧縮強度を推定
メッシュサイズ 3cm  程度

 

 

計測の流れ

  1. 計測範囲を5x5の3cmメッシュにマーキングする
  2. 計測は同一箇所を打撃しないように注意し、メッシュの交点を21点打撃する
  3. 本体にて自動的に平均を算出し、その値の±20%を超えるデータが除外される

21回目の打撃をした際に直前の20回の単純平均値を算出し、その値の±20%をレンジとしてはみ出た計測値を除外します

  1. 除外されたデータがあった場合には計測点数の数値(打撃カウンター:画面表示[N]の値)が減少する
  2. 計測点数が20以上になるまで追加で打撃し、±20%の範囲に収まる20回の計測値の平均値を推定強度として採用

パソコンへデータを転送した際には除外されたデータも保存されます(フラグがついて区別されます)

 

計測の流れ

  1. 通常、ひとつのサイズが10~50cmの間隔でメッシュを設ける
  2. 計測はメッシュ内を複数回打撃し、平均値を採用
  3. それぞれのメッシュがX-Y座標に当てはまるよう計測を行う
  4. 一つのポイントで打撃したら、本体側でポイントを移動させる
  5. これを繰り返し表面全体を計測する

 

計測結果はX-Yの表となりますので、表計算ソフトの等高線グラフを作図することにより現況の可視化が可能です。

等高線グラフを作図する際には、X-Yのどちらか一方または両方が10個以上になるようにメッシュを作成するとより見やすいグラフとなります。

メッシュサイズを小さくした方がより細かい計測結果が得られますが、それにともない打撃回数も多くなることから適度なバランスを取ってください。

各メッシュ内の打撃回数は、10cmピッチでは3回、30cmピッチでは5回、50cmピッチでは10回が目安となります

(3回の場合は正三角形の頂点、5回の時はサイコロの目のように打撃してください)

 



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