食品・飲料専用分析計 GVA-710 ガスボリューム・エアコンテント測定装置
[京都電子工業] ガスボリューム・エアコンテント測定装置 GVA-710
※ 販売価格については別途ご相談させていただきます。
炭酸飲料水等の容器詰め工程の品質管理に必要なガスボリューム/ガス内圧とエアコンテント及び酸素濃度、缶内圧力を自動測定する装置です。
特長
- 全自動測定
一つの試料でガスボリュームとエアコンテントの測定が可能です。
全自動測定のため測定値に個人差が出ません。
重労働やアルカリ溶液等の危険から解放されます。
- 測定時間、準備時間の短縮
エアコンテント測定にかかる時間を従来機の30~70%に削減しました。
- 様々なサンプルに対応
160mL~2.0Lまでの缶、瓶、ペットボトルなどの測定が可能
いたずら防止キャップ (二重構造蓋)対応
500mLペットボトル軽量容器対応
- 豊富な外部出力
プリンター出力の他に、専用ソフトを用いて直接PCに測定結果を出力することができます。
- メソッド機能
20個のメソッドを登録することが可能です。
サンプルの特性や項目ごとにメソッドを設定できます。
専用ソフトを用いてPCで編集することが可能です。
- バーコードリーダーに対応
市販のバーコードリーダーを用いて、サンプルIDを読み込むことが可能です。
- 吸収筒が可視
炭酸ガスの溶解状態やエアコンテントの量を目視で確認することができます。
用途
飲料水業界・酒造業界
清涼飲料水などの容器詰め工程の管理に必要なガスボリューム/ガス内圧とエアコンテント及び酸素濃度、
缶内圧力を自動測定可能
測定項目 | 対象製品 |
ガスボリューム/ガス内圧(炭酸ガス量) | 炭酸飲料 (PETボトル、缶、びん) |
エアコンテント(空気含有量) ※酸素濃度測定機能付(オプション) | 炭酸飲料 (PETボトル、缶、びん) |
缶内圧力 | 炭酸飲料/非炭酸飲料 (PETボトル、缶、びん) |
以下のものについては測定不可能です。
・コルク栓を使用している試料容器
・特殊形状の試料容器
対応規格一覧(飲料業界)
管理項目 | ガスボリューム | エアコンテント | ガスボリューム | 酸素濃度 | 缶内圧力 |
測定項目 | (ガス内圧力) | +エアコンテント | オプション ※1 | ||
(同時測定) | |||||
炭酸飲料水 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
果汁炭酸飲料水 | △ | △ | △ | △ | △ |
果汁飲料水 | - | - | - | - | △ |
コーヒー | - | - | - | - | ◎ |
対応規格一覧(酒造業界)
管理項目 | ガスボリューム | エアコンテント | ガスボリューム | 酸素濃度 | 缶内圧力 |
測定項目 | (ガス内圧力) | +エアコンテント | オプション ※1 | ||
(同時測定) | |||||
ビール | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
発泡酒 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
第三ビール | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
酎ハイ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
果実入り酎ハイ | △ | △ | △ | △ | △ |
地ビール | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ |
◎:測定可能 △:試料によって測定可能 -:管理対象外
※1:測定気体量が8mL以上の時、酸素濃度測定を行う
仕様
製品名 | ガスボリューム・エアコンテント測定装置 |
型式 | GVA-710 |
測定対象 | 1)炭酸飲料: |
ガスボリューム/ガス内圧,残留気体量とその酸素濃度およびエアコンテント | |
2)非炭酸飲料: | |
容器内圧力 | |
測定範囲 | 1)圧力:0.010MPaG~0.500MPaG |
2)温度:0~50℃ | |
3)残留気体量:0~30mL | |
4)酸素濃度:0~21vol% | |
測定精度 | 1)圧力:±0.001MPa |
2)温度:±0.05℃ | |
3)残留気体量: | |
測定値に対して±0.1mL(0mL以上5mL以内の場合) | |
測定値に対して±2%(5mL以上30 mL以下の場合) | |
※弊社既定の標準ガス測定時 | |
4)酸素濃度:±0.2% | |
測定時間 | ガスボリューム/ガス内圧測定のみの場合:目安として1試料約90秒 |
エアコンテント及び酸素濃度測定を含む場合:目安として1試料5~12分 | |
※測定試料・測定条件により異なります。 | |
測定可能 | 各種スチール缶、びん、アルミ缶、PETボトル |
試料容器 | (容量160mL~2.0L、高さ85mm~315mm、直径53mm~110mm) |
1) 軽量容器(500mLPETボトル専用)対応 | |
2) いたずら防止キャップ(二重構造蓋)対応 | |
※但し特殊形状の容器は使用不可の場合があります。 | |
本体データ | 測定条件20件まで保存可能 |
記憶件数 | 測定結果履歴を直近500件まで保存(取り出しには要USBメモリ) |
外部出力 | RS-232C(1ch):外部プリンター用または外部コンピューター用 |
USB(1ch):測定条件入出力、測定結果保存用、バーコードリーダー用 | |
使用環境 | 温度:5~35℃ |
湿度:85%RH以下(但し結露しないこと) | |
電源 | AC100~240V±10% 50/60Hz |
消費電力 | 40W |
外形寸法 | 495(W)×555(D)×570(H)mm |
質量 | 約38kg |
塗装 | 耐アルカリ塗装 |
供給空気圧 | 0.6~0.7MPaG |
※ガスボリューム計算式は清涼飲料水用*1とビール用*2から選択
*1 社団法人 全国清涼飲料工業会 監修 改訂新版 ソフトドリンクス 表13-2 炭酸ガス吸収係数表に基づく
*2 ASBC Methods of Analysis – Beer-13: Dissolved Carbon Dioxideに基づく
※酸素濃度測定はオプションです。
ご購入に関して
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