pHテスター HALO2使用し、バジルの光合成を分析

pHテスター HALO2使用し、バジルの光合成を分析



HALO2とは

HALO2(ヘイロー2)は食品用8種、用途別7種、合わせて15種類のテスター型pH測定器です。

製品の習得には、実際に使ってみるのが一番です。

ということで、今回は水耕栽培しているバジルの液肥のpHと光合成に関する理解を深めるべく、

Bluetooth土壌pHテスターHALO2(ヘイロー2)を分析してみました。

今までにある小型のpHテスターの概念を打ち破るべく、高精度でハイグレードなpHテスターなんです。

アプリを使えば4点校正が可能ですし、強酸・強塩基対応のラボ向けテスターに至っては、

5点校正が可能で測定精度は±0.02pHです。

 

光合成を分析

HALO2を24時間使用してpHを測定し、光合成が起きているタイミングをデータから分析する

ことにしました。

 

手順としては

1.日中にバジルの液肥にHALO2を固定

2.測定器とアプリを24時間、稼働状態にする

3.アプリから測定データを吸い上げpHの変動が如実に起きたタイミングを見つける

HALO2はデータロギングに対応しており、測定中のデータはアプリでグラフとしてリアルタイム表示

できるのですが目視で変動を見るだけでなく、csvデータとして測定データを出力できます。

 

1と2に関してもデータをアプリに記録しておけるのは便利だとつくづく思います。

 

1.日中にバジルの液肥にHALO2を固定

特段変わったことをするわけではありません。ペットボトルの隙間に測定器を突き刺してOKです。

 

2.測定器とアプリを24時間、稼働状態にする

 

突き刺したHALO2とスマホアプリ『Hanna Lap』を稼働させBluetoothで接続しデータロギングを開始。

あとは24時間待ちます。

(使用するHALO2は9810302という土壌測定用のpHテスターで、ガラス電極が採用されています。)

 

3.アプリから測定データを吸い上げpHの変動が如実に起きたタイミングを見つける

どんな結果になるのか楽しみにしながら24時間が経過。

この日の日の出は6時00分。測定したデータを吐き出してみたところ5時半あたりからpHが急激に変化。

1時間でpH5.97からpH5.93になりました。

pHの変動は上述のとおり、バジルが光合成したことで根から老廃物をたくさん吐き出し液肥の

pHバランスを酸性に傾かせたと考えられます。

この結果、光合成は朝日が顔をのぞかせる前、空が明るくなり始めてから起きる現象という

ことが分かります。



今回登場した測定器

【HALO2】土壌ダイレクトワイヤレスpHテスター/HI 9810302(Soil pH Tester)

Bluetooth搭載 土壌pHテスター。

ボタンを1度押せば測定モードに。土壌に直接突き刺せば測定完了。

インターバルロギング機能搭載で、iOS、AndroidアプリHanna Labから測定データをリアルタイムで

確認できるうえ、PDF・CSVデータの出力も可能。

 

 

ご購入に関して

本器は基本的に弊社からユーザー様に直接販売する製品です。

ご検討いただく際には、まずは弊社までご相談ください。

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