[ハンナの自動滴定器] ワイン・ビール用 測定器 世界が認める 日本ワインの先駆者

[ハンナの自動滴定器] ワイン・ビール用 測定器 世界が認める 日本ワインの先駆者

 

世界が認める「日本ワイン」

世界から評価され、 ワイン愛好家からの注目度も上がっている日本ワイン。 北海道から沖縄県まで全国各地で、 その産地ごとに個性あるワインが生まれています。

そんな日本ワインを牽引している1人、 北海道の岩見沢にある 「10Rワイナリー (読み:トアールワイナリー)」の醸造家ブルースさん。

 

醸造家 ブルースさん

カリフォルニアで醸造コンサルタントとして、  ぶどう栽培や醸造方法を指導していましたが、  日本のココファームワイナリーとの出会いをきっかけに醸造指導として来日しました。

 

醸造技術はもちろん、 基本に立ち返った衛生管理も指導され、 その結果、 2000年の沖縄サミットでは晩餐会のワインに選ばれるなど、 国内外から高い評価を受けるまでに成長しました。

 

その際に出会った北海道産ぶどうに惹かれ、 さらに自然なワイン造りを目指し北海道の岩見沢で独立を果たしました。

 

10Rワイナリー

ブルースさんは 「高品質のワイン醸造にはぶどうが大事」と言います。

ご自身も 「日本のワインは日本のぶどうで」という強い想いから、 北海道の岩見沢で2つのぶどう畑を開き、 2012年、 まだ日本では数少ない受託醸造所の先駆けとして 「10Rワイナリー」を立ち上げました。

 

ここでは醸造設備を持たないぶどう栽培農家さんに醸造の場を提供しています。

 

10Rの名前の原型にもなった 「とあるワイナリー」には、 さまざまな人がワインを造る場という意味が込められており、 ブルースさんの想いが映し出されています。

 

10Rワイナリーの外観。

 

分析の重要性

10R ワイナリーでは 毎年多くのぶどう栽培農家さんや研修生が意見交換をしながら自身のワインを仕込んでいます。 ブルースさんはコンサルタントとして、 ココファームから変わらない教えの中で分析の重要性も伝えています。

 

ブルースさん自身も自動滴定器HI 901Wを使用しており、「何と言ってもその効率性」「1台で亜硫酸はもちろん還元糖、揮発酸、YANなどの分析ができる便利さ」「受託醸造として測定サンプルが多く、従来の測定だと時間も手間もかかっていたが、HI 901Wではセットアップ後すぐに測定でき便利」という評価をいただいています。 (※HI 901Wの詳細は下記をご覧ください。)

 

 

分析を通じて 自分の醸造を見つける

これまで多くのぶどう栽培農家さんや研修生を迎えている中で、 ブルースさんは 醸造に対して深く介入せず接しているそうです。 その理由は「自分の醸造を見つけることが大事だから」と語ります。

 

例えば、 原料のぶどうの糖度・酸度・pHの分析データがあることで、 どんな醸造スタイルにするか、 どんな味わいのワインを目指すのか、 自分が造りたいワインが見えてきます。

 

醸造プロセスを1年、 2年、 3年と繰り返すことで積み上げる経験・知識に加え、 分析データを応用することで、 セオリーに捉われない自身の醸造スタイルを築き上げることができます。

 

最後にブルースさんは、 「日本ワインの品質が向上しているのは、 醸造に長く携わっている方の技術の向上が非常に大きい。 10Rワイナリーではそういった人材を育成し日本ワインの向上に繋げていきたい」とその想いを語られました。

 

今回登場したワイン用自動滴定器

「1台で亜硫酸のほか還元糖、 揮発酸、 YANなどの分析ができ便利」と評価もいただいている通り、 この1台でワイン分析が完結できることが HI 901Wのメリットです!

ハンナでは測定項目ごとにも測定器を取り揃えていますが・・・

 

 

1台で亜硫酸(SO2)、 滴定酸度(TA)、 ホルモール窒素(YAN)、 還元糖、 pHに加え揮発酸の測定も行えるのがHI 901Wです。

 

ハンナ ワイン・ビール用測定器

 

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