ワイン用亜硫酸測定器 [HI84500]
ワイン用亜硫酸測定器 KCEE-[HI84500]は人気の小型自動滴定器シリーズです。
現場で手軽に測定できる小型自動滴定器で、ワイン中の遊離と総亜硫酸を測定します。
本器にはリッパー法に基づき測定のために最適化された分析メソッドを内蔵。
ピストン式のドージングポンプにより精度の高さはもちろん、測定に要する時間も短縮できます。
また専用の標準液を使いポンプ校正を行うことで信頼性の高さを維持できます。
ワインの亜硫酸測定のみに特化しているため、抜群のコストパフォーマンスを実現している点も特長です。
主な特長
- ワインの亜硫酸測定に特化し抜群のコストパフォーマンス
- 横幅は一般的なティッシュボックスほどの省スペース設計
- 測定に必要な標準液や試薬はすべて標準付属
- 高精度のピストン式ドージングシステム
- ポンプ校正で精度の高さを維持。GLP機能により校正日の確認も行えます。
- 測定データのグラフ表示も可能
- 本体へのデータ保存とUSBメモリーへのデータ転送も可能
- ORP(mV)の測定も可能
- スターラーの回転速度を自動調整
※本器の測定対象となるワインは「ブドウ果汁を発酵させたアルコール飲料またはブドウ酒」です。リンゴや桃などを原料とする所謂フルーツワインや発泡性ワイン、またはワイン以外のアルコール飲料は測定対象に含んでおりません。以下にある「測定にあたり大切なこと」もご参照ください。
ステップ1:組み立て方法
ステップ2:校正方法
ステップ3:測定方法+電極のメンテナンス
ご使用にあたり大切なこと
- 本器では遊離亜硫酸の測定においてのみ、測定するワインの温度の影響を受けます。
具体的には、温度の上昇に伴い遊離亜硫酸の数値の上昇が考えられます。
そのため、遊離亜硫酸の測定ではワインの温度条件を合わせる(室温などで)ことで、より信頼性の高い測定が行えます。
- 本器ではORP電極を使用しますが、電極のメンテナンスはとても重要です。
主に電極洗浄液での洗浄と電極保存液での保管が挙げられます。詳細はメンテナンス情報をご参照ください。
- • 赤ワインの測定においてタンニンなどのフェノール化合物が多く含まれていると、
還元物質がヨウ素反応を妨害し測定ができない場合があります。
その場合、測定するワインを希釈して試薬の反応性を高める必要があります。
ご不明な点などございましたら、弊社までお問い合わせください。
セット内容、価格
本体、ORP電極、テスト用試薬セット、電極内部液、ワイン用電極洗浄液2種、100mlビーカー2個、20mlビーカー2個、チューブセット、攪拌子、5mlシリンジ、1mlピペット、試薬開封用はさみ、電源アダプター、日本語取扱説明書他
※テスト用試薬セットには以下の【試薬、標準液など】のすべてが含まれています。
※複数のワインを測定される場合や、何度か続けて測定される方には下段の【別売りアクセサリー】にある
100mlビーカー(HI 740036)を追加でご用意されると便利です。
税抜価格
HI 84500 | 183,000 円 |
交換電極
HI 3148B/50 | ガラスボディORP電極、0.5mケーブル | 43,000 円 |
仕様
品番 | HI 45800 | |
品名 | ワイン用亜硫酸測定器 | |
SO2 | 測定範囲 (検出単位) |
低濃度(LR):1.0~40.0ppm(0.1ppm) 高濃度(HR):30~400ppm(1ppm) |
精度@25℃ | 低濃度(LR):±0.5ppmまたは測定値の3%のどちらか大きい方
高濃度(HR):±1ppmまたは測定値の3%のどちらか大きい方 |
|
ORP | 測定範囲 | ±2000.0mV(検出単位:0.1mV) |
精度@25℃ | ±1mV | |
測定方法 | 酸化還元滴定(リッパー法) | |
サンプル量 | 1回の測定に50mL(低濃度、高濃度ともに) | |
ポンプスピード | 10mL /分 | |
撹拌スピード | 700rpm | |
データ保存 | 400データまで(滴定200データ、ORP200データ) | |
データ転送 | USBメモリーに転送可能 | |
電極 | HI 3148B/50(ガラスボディORP電極、0.5mケーブル) | |
使用外部環境 | 0~50℃(相対湿度95%以下) | |
電源 | ACアダプター | |
サイズ、重さ | 幅235×高さ150×奥行200mm 1.9kg |
ご購入に関して
KCEE合同会社 法人番号: 3030003019362
本器は基本的に弊社からユーザー様に直接販売する製品です。 ご検討いただく際には、お電話または 下記のお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。 外出等でお電話に出られない場合がございます。 その際は後ほど、折り返し連絡をさせていただきますのでご了承ください。 KCEE合同会社について検索はこちらへ